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学部卒で理系職に就職は難しい?化学メーカー開発職社員が学生の悩みを解決

新社会人
研究者

学部卒で理系職を目指す

理系学生なら、誰しも一度は就職か大学院進学かという問題にぶつかるはず。
大学院進学は専門性を高めるためにも有効ですが、はやく現場で働きたい!
という方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、
「学部卒でも大手が目指せる?」
「学部卒だと入社してから大変?」
「学部卒だと就活どうすればいいの?」
「一応進学しておく?」
という悩みが無限ループ。

そこで本記事では、学部卒で化学メーカー開発職として働く私が、
企業側から見た学部卒の強みや、学生が感じる悩みについて、
就活の経験や、実際に働いてみて感じたことを交えながら解説します。

学部卒で就職を検討している理系学生の方は是非参考にしてみてください!

先に結論からお伝えすると、
学部卒でも大学院生に劣らず内定をもらえますし、入社後も全然問題なし。
学部卒だと院卒より専門知識がないから自信がない、引け目を感じる、
入社後迷惑をかける、足を引っ張る、なんてことは全くありません。
「専門知識がある」から「仕事ができる」わけではないということを、会社に入ってすごく実感しました。

学生時代に感じていた理系職就活の悩みや、
企業側から見た学部卒の強み・採用の狙いについて解説していきます。


  • 【目次】

    学部卒で理系職を目指す学生の悩み
  • 学部卒の強み
    • 強み①成長の余地がある
    • 強み②実務経験が2年あること
    • 強み③若いこと
  • 学部卒の学生の悩みQ&A
    • Q1.大手に行くなら大学院卒じゃないとだめ?
    • Q2.研究職は大学院卒じゃないとだめ?
    • Q3.インターンってどんなことやるの?ついていける?
    • Q4.学部卒の内定者が異様に少ない。学部卒は採用されにくい?
    • Q5.「大学で学んだこと・頑張ったこと」ESに書く内容がない!
    • Q6.入社後、学部卒と院卒で周りからの対応の差はある?
    • Q7.院卒の同期と仲良くなれる?
  • 最後に

学部卒で理系職を目指す学生の悩み

悩む女性

理系学部卒の悩みまず、不安に思う主な内容は以下のようなものではないでしょうか。
学部卒で理系職として就職するのは可能か?
学部卒と院卒どっちの方がいい?
大手に行くなら院卒じゃないとダメ?
研究職は院卒じゃないとダメ?
インターンってどんなことやるの?ついていける?
ESの大学で学んだこと欄に書く内容がない!
入社後、学部卒と院卒で周りからの対応に差がある?仕事についていける?
院卒組と仲良くなれる?


私も学生時代、無限に悩んでいましたし、
やっぱり大学院とりあえず行ったほうがいいか。なんて考えてました。

でも、やっぱり早く社会に出て働きたい!
そんな思いが強く、いろんな方に話を聞いたり、インターンに足を運んだりして、
学部卒には院卒に負けない強みがあることを見つけました。

学部卒の学生の強み

ハードルを越える男性

学部卒の学生って、思っている以上に大きな強みがあるんです!
企業としては、専門知識を持っている大学院卒の学生ももちろん欲しいですが、
学部卒の学生の強みに目をつけており、すごく期待してます!
その理由を解説していきます。

学生の強み①「成長の余地がある」

なにそれ?って思うかもしれませんが、
学部卒の場合、企業は「将来的に会社へ貢献してくれる基本的な専門性があるか?」
という目線で判断している
ことが多いです。
もちろん、経験していない分、専門知識や設備の使い方、専門用語が分からないのは仕方ないと企業は理解しています。
大学院での専門的な知識よりも、
企業は、自社の業種や職種に合った専門性を磨き、自社の風土に合った人材を育てたいと考えています。
そのため、素直・自由な発想や考えを持つ(考えが凝り固まっていない)理系学部卒の新卒者は貴重な存在です。
実際に、入社後上司からも同じ話を聞きました。

一方、大学院卒の場合は、既に能力が身についているという前提に立った上で、
「即戦力として活躍できる人材なのか?」という尺度で評価されます。

学部卒の強み② 実務経験が2年あること

学部卒の社員は、2年後、院卒で入る同い年の同期と比較され、評価されることが多いです。2年分経験を積むと、上司や先輩からのお願いや案件の問合せについて、
自分ひとりでこなすことができますので評価してもらいやすい


同期として入社する大学院卒者と知識差があるのは当たり前。
自分と研究室の先輩を比べた時に感じる経験や知識の差と同じです。

学部卒の強み③ 若いこと

若者は、やっぱりアクティブで、新鮮・斬新なアイディアを提供できる!

何年も仕事をやっていると、
「このやり方だと失敗してしまうのではないか?」
「もう少し情報をもらわないと取り組めない」
など慎重な動きになってしまいがち。
もちろん悪いことではないのですが、
失敗を恐れずやってみよう精神が強い若者には、元気と勇気をもらえます。

また、同じ年齢層が固まり過ぎると、どうしても似たような思考が集まってしまい、
仕事に対するアクションや意見がパターン化してしまう傾向があります。
企業側は、色んな年齢、国籍、業種の方から、多様なアイディアを取り入れて、
企業の発展を図っています。
その一員として、「理系としての基礎的な専門性」を持ちながらも、「院卒ほど考え方が固定されておらず柔軟性がある」学部卒は、人材として大きな魅力を持っています。

大手であるばあるほど人材の多様化の取り組みを行なっていますので、
いくらでもチャンスはあります。

学部卒の強みが分かったところで、悩みに対しての私なりの回答を解説します。

学部卒の学生の悩みQ&A

悩むカップル

Q1.大手に行くなら大学院卒じゃないとだめ?

そんなことは全くない!学部卒ならではの魅力があるので絶対に欲しい。
そのために、自分には成長の余地(伸び代のポテンシャル)がある!
ってことを全力でアピールすることが大切。

Q2.研究職は大学院卒じゃないとだめ?

確かに専門知識を使って即戦力として活躍できる人が欲しいです。
でも、即戦力じゃなくても2年分の猶予があるので研究者として育てよう!
と考えることもある。
研究職に就ける可能性は十分にあるので、自分の意思を伝えることが大切!

Q3.インターンってどんなことやるの?ついていける?

会議をする男女

工場見学からワークショップまで色んなことを経験させてもらえます。
一筋縄ではいかないお題も多いですが、力まず積極的な姿勢で取り組めば大丈夫!

実際に私が取り組んだのは、
「製品を作る段階で発生するクズが大量で勿体無いので、活用方法はないか?
といったお題でした。

企業側は、現実可能かどうかは関係なく、
チームで議論が出来ているか?積極的に参加できているか?
社員では思いつかないような斬新なアイディアをもらえないか?
といった視点で学生を見守っています。

ですので、
自由に自分の意見を発言しつつ、他メンバーの意見を否定せず聞くことが大切。
自分の意見と関連していないか?最終ゴールには他に何が必要か?
を話し合いで進める姿勢で参加しましょう。
実際の仕事でもこの姿勢はとても重要です。

Q4.学部卒の内定者が異様に少ない。学部卒は採用されにくい?

確かに学部卒内定者の数はどの会社も少ない傾向にあります。
しかし、そもそも学部卒で就活をする理系学生が少ないため、
結果として内定数が少ないのです。
応募する院卒と学部卒の人数の分母が違うので、気にする必要はありません。
自分の魅力を伝えることに全集中しましょう!

Q5.「大学で学んだこと・頑張ったこと」ESに書く内容がない!

学部卒だと研究室経験も短いので、書けることがない…
そんな時は、自分の好きだった授業や、実験を思い出してみて下さい
なんでその授業(あるいは教科・講座・分野)が好きだったのか?
何が特に印象に残っているか?
特別に取り組んだこと、努力したことはあるか?
を振り返えると、だいぶ書きやすくなりますよ。
特に、実験のような座学ではなく体験する学びは、自分の中で思い出しやすいので書きやすいです。

Q6.入社後、学部卒と院卒で周りからの対応の差はある?

内定式、入社式から同じ扱いです。
2年分経験に差はありますが、学歴を忘れられ新卒として一括りにされていました。
私の場合は、現在も学部卒であることを知らない方が多いです。

Q7.院卒の同期と仲良くなれる?

仲良くなれます!
2歳上の先輩ばかりでだいぶビビってましたが、
結局、同じタイミングで入社した同期なので、同い年みたいなもの。
結局、年齢って関係ないんだな~と改めて感じます。

仕事をするうちに、いろんな悩みや相談したいことが出てくると思います。
そんな時、同じ境遇で働く同期は貴重な存在です。

会話をする男女

最後に

応援するビジネスマン

はやく現場で働きたい!学生の頃の私は、その一心でした。
しかし、心配性でネガティブな私は、学部卒で理系職に就けるのか?
ずっと不安でした。
しかし、入社後、なんであんなに悩んでたんだろう?って思いました。

勝手に不安になっていただけで、
学部卒も院卒も関係なく切磋琢磨して働いている環境を見て、
ちっぽけなことで悩んでいたことに気づきました。

もっと早く不安を解消したかったな~。
そんな思いがあり、あの時の不安を持つ学生がいるのであれば、
少しでも安心していただけると嬉しいです。

ABOUT ME
endomame
ブログ歴半年の理系職・独身アラサー女子です!忙しい毎日に押しつぶされず自分らしく生きていくために、自分磨きやグルメ、旅行について発信していきます♪