理系会社員のえんどうまめです!
平日は仕事があるので、タイミングを見て有休を取得し、
4泊5日でベトナム旅行をしてきました!
ベトナムは、日本から直行便で6時間。
比較的近くて行きやすいので、ベトナム旅行を考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、以下のような疑問を持つ方に向けて解説していきます!
- ベトナムに旅行してみたいけど治安いいの?
- 社会主義国家ってどんな雰囲気?
- ベトナムの国民性や性格を知っておきたい!
実際にベトナムを旅行してみて感じたのは、
「ベトナム人は優しい!」ということです。
旅行中の出来事も踏まえて、
ベトナムの雰囲気やベトナム人と関わって感じたことをご紹介します。
特徴①:お節介なぐらい優しいベトナム人
旅行してみて、一番感じたのは、ベトナム人は本当に優しい!
ちょっとお節介すぎるのでは?
と思うぐらい尽くしてくれました。
実際にあったエピソードをご紹介。
①ホテルスタッフのイレギュラー対応
ハノイのホテルに泊まった際、ハロン湾ツアーに参加。
ツアー集合時間が早かったため(6:00過ぎぐらい)、ホテルのモーニング(7:00頃)は諦めていました。
ホテルスタッフには、ツアーガイドが迎えに来てくれることを伝えていたのですが、
チェックイン後、部屋にフロントから電話がかかってきました。
電話の内容は、
「早めに朝ごはんを準備しましょうか?
それとも、お弁当を作っておきますので、持っていきますか?」
と英語で質問されました。
そんなこれまでに経験はなかったので、英語で何を言われているのか見当もつかず、
聞き取れなさすぎて5回ぐらい繰り返してもらいました。
結局朝6時前にモーニングを用意してもらい、ホテルで食べて無事出発できました。
また、このツアー参加日がベトナム最終日となっており、
深夜の便で日本に帰国する予定でした。
荷物だけ夜まで預かってくれないか
と頼んだら快くOKしてくれました。
ツアー終了時間が少し遅れ、ホテルに荷物を取りに戻るのが遅くなってしまったのですが、「おかえりなさい!」とにっこり迎えてくれました。
それだけでも、ありがたいのですが、
「今から飛行機乗るならシャワー浴びれないよね?シャワー浴びていきな」
と言ってくれて、新しい部屋を用意してくれました(バスタオルも)。
ホテルのスタッフって、ここまでやってくれるものなのか?
初めての経験で、これが普通なのか?特別なのか?わかりませんでしたが、
後から友人や知り合いに話してみても、びっくりされました。
やっぱりスタッフさんの対応が神様すぎたのか!と分かりました。
英語が全く聞き取れない私に、きっと相当ストレスだったと思うのですが、
それでもにこやかに丁寧に説明してくれて、
ここまで尽くしてくれる姿勢に感動してしまいました。
本当にありがとうございます。
②空港で出会ったお兄さん達
ダナンからハノイに行くために、国際線から国内線に乗り換える必要があったのですが、
ターミナルの場所が違ってシャトルバスを使う必要がありました(もしくは結構歩く)。
英語も読めない私は、当然どこにどうやって行けばたどり着くのか分からず、
さまよいながら歩いていました。
歩いている途中で、ベトナム人のお兄さん達に声をかけられ、
向こうの方を指差しながら手招きされました。
「これは危ないやつだ」と直感で思い、
「おっけーおっけー」とテキトーに返しながら無視して去ろうと思いました。
しかし、何やら英語でしぶとく話しかけてきたので、何度もよく聞いてみると、
「ダナン行きはあっちのターミナルだからシャトルバスに乗りな」
と言ってくれていることに気づきました。
教えてもらったバス停で待っているとバスが現れ、無事国内線に乗ることができました。
怪しい人だと思いこんでしまい、本当にすみません。
諦めずに話しかけてくれて本当にありがとう。
特徴②:めちゃくちゃフレンドリーなベトナム人
お節介なぐらい優しいことがとても印象に残っているのですが、
それと同じぐらいめっちゃフレンドリーであることも印象深いです。
飛行機の席が隣のおじいちゃんとビール乾杯🍻
ベトナム行きの飛行機の席では、隣にベトナム人のおじいちゃんが座っていました。
この飛行機(ベトナム航空)は、ランチが付いていて、飲み物も飲み放題でした(サイコー過ぎる)。せっかくなので、ベトナムの缶ビールを注文しました。
アジアのビールは結構さっぱりしているものが多く、
タイガービールも飲みやすくて美味しかったです。
「うまっ!」と心の中で叫んでいたら、
隣のおじいちゃんが私の飲んでいるところを見届けていて、
目が合うと手でグッドしてくれました👍
そのおじいちゃんはアサヒを飲んでいて、アサヒに対してもグッドしてくれました。
飛行機の中だから翻訳機も使えないですし、
おじいちゃんは簡単な英語すら分からないので、
言葉でコミュニケーションは取れなかったのですが、一緒に食べたり飲んだりしながら、
ずっとグッドし合い笑いながら飲みまくりました。
グッドと美味しいものは全世界共通だなぁと心に沁みる時間でした。
それと同時に、言葉が通じなくても絡んできてくれるおじいちゃんのフレンドリーさに嬉しくなりました。
特徴③:驚愕の図々しさを持つベトナム人
ミーソン遺跡のツアーに参加し、
ベトナム人ガイドさんにいろんなことを教えていただきました。
ツアー終了後は、ナイトマーケットに行く計画を立てており、帰りはタクシーを捕まえる予定でした。
ツアー解散直前に、
ガイドさんに「帰りのタクシーに私も乗せてくれないか(お金は私持ち)?」
と言われました。
「???」
ビックリしすぎて、しばらく反応ができませんでした。
割り勘なら分かる。
なぜ私が全然知らない人をタクシーに乗せて、家まで送らなければならないのか?
結局、いつタクシーでホテルに戻るのか時間が読めないので、渋々諦めてもらいましたが、強靭なメンタルを持っていることに感心してしまいました。
(私ももう少し広い心を持った方がいいよな…)
特徴④:見栄っ張りなベトナム人
街中では、ブランドバックを持っている人をたくさん見かけました。
また、スマホはiPhoneを使っている人ばかり。
ツアーガイドさんによると、ベトナム人の平均月収は10万ちょっとらしいです。
iPhoneを1台買うと1か月分の給料を超えてしまいます。
ベトナム人は、自分をよく見せようとする人が多いらしく、
ブランド物にはしっかりお金をかけるらしいです。
(バックとか財布はニセモノかもしれないけど…)
特徴⑤:自由奔放に過ごすベトナム人
ベトナム旅行中はタクシー移動がとても便利で、よく利用しました。
タクシーは、もちろんトラブルなく目的地まで送り届けてくれたのですが、
どの運転手も、お客さんが乗っていても、お構いなしに誰かと電話していたり、歌っていたりしました。
道路の車線も全く関係なくまたいだり、
歩行者や他車が邪魔だったらクラクションをすぐ鳴らしたり。
気持ちのままに運転していました。
また、ホテルのスタッフも、
談笑したり、スマホをイジったりしている光景をよく見ました。
お客さんと会話をしている間にも、スタッフ同士の談笑が混ざっていました。
日本では考えられない光景ですが、
これが世界の普通であって、日本がまじめすぎるのではないか?
自分が自国の常識に囚われすぎているのかもしれないと感じました。
特徴⑥:おしゃべり好きなベトナム人
上で述べたことも含まれますが、
すれ違う人はみんな笑いながら話していたり、
電話していたり、コーヒーを飲みながら談笑していたり。
ガイドの人も、ずーっと説明してくれたり、ツアーに関係ないことも話しかけてくれました。
本当におしゃべりが好きなんだろうなと感じると共に、
これが日常であって、当たり前なんだろうとも思いました。
ベトナム人のハッピーオーラを感じた旅行
ベトナムを旅行してみて、
ベトナム人は本当に毎日楽しそうに生きていて、
眩しく、そしてうらやましく思いました。
仕事に追われる様子はなく楽しそうに仕事をしている姿を見て、
(見えないところでバリバリ働いているのかもしれませんが)、
自分の当たり前は、世界では当たり前じゃないことをすごく感じました。
もちろん、仕事内容が単純で、追われることなく過ごせているのかもしれない。
でも働く様子を見て、
「自分は仕事中あんなに笑うことはないな~。」
ふと、そう思いました。
いつも固定概念に縛られて生きている自分を見直そうと思うきっかけになりました。
日本よりスリが発生したり、治安が悪いと言われている事実もあります。
しかし、悪い人ばかりではなく、おせっかいなぐらい優しくて、
楽しそうに過ごすベトナム人もたくさんいることを知ることができ、
幸せを少し分け与えてもらえた気がします。
ベトナムを旅行した際には、ぜひ現地の人の暮らしや様子に注目してみて下さい。